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「コピー、コピー、ひたすらコピー」



自己発見のためにはヒーローの模倣が重要。盗作ではなく、コピーは学び。その奥には考え方があり、スタイルだけでなく精神を理解することが大切。ヒーローの作品全体を模倣し、1人だけでなく複数から学ぶ。他者の視点で世界を見ることで、自らの内面に触れる。ただし、本質を理解せず模倣すると贋作になる。
【仕事に使えるクリエイティブ術】 「コピー、コピー、ひたすらコピー」





コピーの先にオリジナルがある

 

誰もスタイルや個性を持ったまま生まれてくるわけではない。

自分が誰だかわかって生まれてくるわけではない。

私たちはまず、自分のヒーローのまねから始める。

“コピー“して学んでいくわけである。

いいと思ったものをコピーする。

コピー、コピー、ひたすらコピー。

その先に自分が見つかる。


自己発見のためにはヒーローの模倣が重要。盗作ではなく、コピーは学び。その奥には考え方があり、スタイルだけでなく精神を理解することが大切。ヒーローの作品全体を模倣し、1人だけでなく複数から学ぶ。他者の視点で世界を見ることで、自らの内面に触れる。ただし、本質を理解せず模倣すると贋作になる。
【仕事に使えるクリエイティブ術】 「コピー、コピー、ひたすらコピー」



といっても、ここで言うコピーというのは、

練習であって盗作ではない。

盗作というのは、

他人の作品を自分の作品にしてしまうこと。

コピーとは、いわば"リバースエンジニアリング"。

整備士が車を分解して仕組みを調べるのと似ている。

ライターは文字をなぞって書き方を覚えた。

ミュージシャンは音階をくり返して弾き方を覚えた。

画家は名画を模写して描き方を覚えた。



まずは、コピーする相手を見つけること。

見つかったら、次はコピーする作品だ。

コピーする相手を見つけるのは簡単だ。

あなたの大好きな人、

あなたに刺激を与えてくれる人、

あなたが憧れる人をコピーすればいい。

一言でいうなら、あなたのヒーローだ。

まずは自分のヒーローの全作品を作りなおそう。

といっても、1 人のヒーローから丸々盗んではいけない。

ヒーロー全員から盗もう。

1 人の作家をコピーするのは盗作だが、

何人もの作家をコピーするのは研究である。

あなたがたった1 人の影響しか受けていなければ、

あなたは第2の〇〇と呼ばれるだろう。

だが、100人から盗んでしまえば、

“あなたはオリジナルだ!"と言われるのである。



自己発見のためにはヒーローの模倣が重要。盗作ではなく、コピーは学び。その奥には考え方があり、スタイルだけでなく精神を理解することが大切。ヒーローの作品全体を模倣し、1人だけでなく複数から学ぶ。他者の視点で世界を見ることで、自らの内面に触れる。ただし、本質を理解せず模倣すると贋作になる。
【仕事に使えるクリエイティブ術】 「コピー、コピー、ひたすらコピー」


コピーする作品を見つけるのはもう少し厄介だ。

単にスタイルを盗んではいけない。

スタイルの奥にある“考え方”を盗もう。

あなたにとって大事なのは、

ヒーローのように見えることではなく、

ヒーローのように見ることだ。


ヒーローのひととなりやスタイルをコピーする理由はただ1 つ。

心の内側を覗き込めるかもしれないからである。

大切なのは、その人の世界観を自分の一部にすること。

作品の本質を理解せずに、上っ面だけをまねていたら、

あなたの作品はせいぜい贋作にしかならない。






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