小さなチームにとって「採用」は最後のカード
- Nakatani

- 8月16日
- 読了時間: 2分
更新日:9月5日
どうすれば今のメンバーで最大限の成果を出せるか
多くの会社は、忙しくなるとすぐに「人を増やそう」と考えます。でも、小さなチームにとって「採用は最後の手段」であり、本当に必要かどうかを何度も確認すべきです。
なぜでしょうか。人を増やすことは、確かに作業量を分散させますが、それと同時にコスト、管理の手間、そしてコミュニケーションの複雑さも増やします。小さなチームの強みは、機動力と意思決定の速さ。それを失ってしまっては本末転倒です。

「人が足りないから回らない」のではなく、「仕組みや優先順位の整理で回せるようになる」可能性をまず探る。
業務の削減、自動化、外注、役割の見直しなどを試し、それでもどうしても人手が必要になったら、初めて採用というカードを切るのです。
さらに、採用するときも「万能型」を探す必要はありません。
むしろ、「今この課題を解決できる人」をピンポイントで選ぶ方が効果的です。
そして、地理的な制約にこだわる必要もありません。リモートワークを前提にすれば、世界中から才能を見つけられます。

結局、採用は単なる人数の追加ではなく、チームの方向性や文化を変える重大な決断です。
だからこそ、安易に「増やす」より、まずは「どうすれば今のメンバーで最大限の成果を出せるか」を考える。
それが、小さなチームが大きな仕事をするための鉄則なのです。


