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数字で測れない価値もある

  • 執筆者の写真: HR
    HR
  • 9月26日
  • 読了時間: 2分

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ビジネスの現場では「売上」「利益率」「コスト削減」といった数字で成果を測ることが多いですよね。もちろん数字は重要です。

ですが、価値創造の本質には、数字では測りきれない部分が存在します。




■ 「心地よさ」「安心感」「共感」は数字にできない

たとえば、お店に入った瞬間に感じる居心地の良さ。店員のちょっとした笑顔に救われる安心感。ブランドの姿勢に共感して「この会社を応援したい」と思う気持ち。


こうした感覚は、売上やアンケートの数値では完全には表せません。けれど、確実に顧客の心に残り、次の購買やリピートにつながっています。



■ ブランディングは「感情の価値」を育てること

ブランドとは単なるロゴやデザインではなく、顧客の心の中に蓄積される感情の体験です。「この会社の商品なら安心できる」「ここで買うと気持ちがいい」こうした感情の積み重ねが、ブランドの信頼を築きます。


その結果、多少高くても選ばれる、他社ではなくここで買いたいと思われる——これが顧客ロイヤルティにつながるのです。



■ 数字に見えないからこそ大切にする

「数字に出ないものは評価しにくい」という理由でおろそかにされがちですが、長期的な価値をつくるのはむしろこの“見えない部分”。

接客での一言、社員同士の気配り、社会や環境に配慮した企業姿勢……こうした積み重ねが、数字以上に大きな成果をもたらすことも少なくありません。



■ 「感じてもらう」ことが価値になる

これからの価値創造においては、機能や価格と同じくらい、「心地よさ」「共感」といった無形の体験が重要になります。


顧客に「感じてもらうこと」そのものが、価値になるのです。

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