毎日少しずつ、何かに取り組んでいれば、最後にはとてつもないものができあがる
「ストックとフロー」(蓄積量と流量)は
経済学の概念である。
「フローとはフィードのこと。
記事やツイート、
つまり人々にあなたの存在を知らせる
1 日ごとや数時間ごとの
更新のことである。
一方、
ストックとは長持ちするモノだ。
つまり、
あなたが制作し、
2 か月後や2 年後になっても
現在と同じ価値のある
コンテンツのことである。
こうしたコンテンツは
検索によって発見される。
ゆっくりと、
しかし着実に広まり、
少しずつファンを増やしていく」
フローを保ちつつも、
その裏で
ストックを築くことに励むのが
成功の秘訣である。
ストックを築くには、
あなた自身の
フローを収集・整理して、
広げるのが一番である。
ソーシャル・メディア・サイトは、
いわば公開ノートに近い役割を果たす。
自分の考えを口に出し、
ほかの人々にフィードバックをもらい、
さらに深く考える。
そのための場が
ソーシャル・メディア・サイトである。
ノートをつける価値を
最大限に引き出すためには、
昔の文章を読み返すことが大事である。
以前の考えを振り返って、
自分の思考の流れを
確かめることが必要だ。
共有することを
あなたの日課の一部にすれば、
あなたの共有しているものの中に、
テーマや傾向が
浮かび上がってくるだろう。
つまり、
フローの中に
パターンが見つかるわけである。
パターンが見つかったら、
その破片をかき集めて、
もっと大きくて
有意義なものに変えられる。
つまり、
フローをストックに
変えられるわけだ。
Twitterのツイートから
始まったものが
いつしかブログ記事になり、
本の出版になる。
小さな物事でも、
積もり積もれば山になる。