言葉と絵のバイリンガルになろう。
コミュニケーションの方法には、
大きく分けて2つあると言われている。
1つ目は会話する・文章で伝えるなどの
「言葉を使った」言語コミュニケーション。
2つ目は顔の表情・視線・身振り・声のトーンなど
「言葉以外を使った」非言語コミュニケーション。
例えば、ある街の風景の美しさを伝えたいとき。
言葉を尽くして文章で語り下ろすのか、
美しさがわかる写真1枚だけをポンと置いておくのか。
同じ伝えたいことに対して、
言語/非言語のどちらを選ぶかで意味合いが大きく変わってくる。
「言語多め」と「非言語多め」、
翻訳機を使いこなし行き来ができるようになろう。
STEP❶要素を並べてみる。
要素を全て並べて俯瞰してみる。
翻訳できそうなポイントをみつける。
STEP❷非言語に翻訳。
同じ内容でも表現を変えたほうがよいところは
非言語に翻訳をかける。
STEP❸バランスを調整。
言語と非言語の適切なバランスは、
デザインの目的次第で調整していく。
言語コミュニケーションとは
「言葉」「文章」などの「文字による表現」
良いところ
・媒体を問わず表現を揃えやすい。
・受け取り方の個人差が比較的少ない。
・物事を深く細かく説明しやすい。
悪いところ
・同じ言語を理解できないと使えない。
・伝わるまでに時間がかかる。
・言語だけだと見た目に退屈になりやすい。
非言語コミュニケーションとは
「写真」「図版」などの「ビジュアル表現」
良いところ
・伝達スピードが早くなる場合が多い。
・同じ言語を持っていない人の間でも通じる。
・非言語でしか伝えられない情報がある。
悪いところ
・色や媒体の制約を受けやすい。
・伝わる情報があいまいになりやすい。
・受け取り方の個人差が大きい。
言語多め
写真以外は文字だけで構成。
フォーマット性が高い分、
ページ数が多くても統一感を出しやすいイメージ。
非言語多め
写真・地図・アイコンと
非言語要素をふんだんに取り入れたデザイン。
テーマが瞬間的に伝わるのが魅力。
翻訳ポイント
・国と都市名
・位置情報
・施設・設備
・イベントの開催日
言語多め
たっぷりと本文を取った構成。
レポート形式で臨場感あふれる文章を活かしたでデザイン。
非言語多め
伝えたいことの要点を、
表や記号、写真や路線図など、
いろんな手段を使って表現。
翻訳ポイント
・店舗の名前
・話の要点
・3つの業態
・メリットとデメリット
・スペースの特徴
・店舗の場所