クリエイターエコノミーとは?
クリエイターエコノミーの定義
クリエイター・エコノミーとは、
インターネット上で個人クリエイターが
・商品
・サービス
を提供し、
・収益を上げるデジタル市場
です。
さまざまなメディアを介して行われる、
個人クリエイターの情報発信や行動によって形成された
消費・生産・販売の経済活動の場ともいえるでしょう。
クリエイターエコノミーの例
YouTuberやインスタグラマーをはじめ、
・動画
・音声
・文章
などのコンテンツやオリジナルグッズを
・制作
・発信
し、収益を得る人は増加の一途をたどっています。
こうした 個人クリエイターを中心とした経済圏はクリエイターエコノミーと呼ばれます 。
日本国内のクリエイター数
国内のクリエイター数は、
2023年統計で約 1,022 万人となった。
(趣味として活動しているクリエイター を含む)。
クリエイターの収入
2022年時点の日本の平均給与は約440万円です。
平均年収が381万円のクリエイターの給与水準は低めといえるでしょう。
ほかの職種に目を向けると、
営業は420万円、システムエンジニアは460万円で、
クリエイターより年収が高い職種は少なくありません。
また、
クリエイティブ系11職種のうち、
昨年から年収が大きく増加した職種の一つがクリエイティブディレクターで、
465万円から1年間で24万円も上昇しました。
最もクリエイティブな都市・国は
アドビが実施した調査によると、
「最もクリエイティブな国」は米国を押さえ日本が1位。
東京はNYを押さえ「最もクリエイティブな都市」だと言われている。
日本のクリエイター市場規模
国内クリエイターエコノミーの市場規模は約1兆4000億円。
2021年に実施された海外の調査では、
世界のクリエイターエコノミーの市場規模は約1042億ドル
(1ドル=145円とすると15.1兆円)
と推計され、
国内クリエイターエコノミーがその約1割に相当する計算だ。
市場規模の拡大
クリエイターの半数近くが、
月20万円以上の収入を得ています。
なかでも
・モノ
・グッズ
の販売や、
動画投稿に関連した
・広告
・スキルシェアの寄与
が大きく、それぞれ 2000〜3000 億円を占めています。
市場規模拡大の理由
・多様なプラットフォーム・収益化手法の登場
・副業・兼業の増加
・新型コロナウイルスの感染拡大による可処分時間の増加
・”推し活”の増加