「憧れ」の芸能人と「毎日顔を合わせるインフルエンサー」応援したくなるのはどっち?
芸能人とインフルエンサーの違い
新聞、テレビ、ラジオ、雑誌のようなオールドメディア時代には人の目に触れること、
つまり「露出」のチャンス
を得るのは非常に難しいことだった。
しかし、
今やインフルエンサーやSNSクリエイターは、
自分自身の力によって「露出」を勝ち得ることができる。
短尺のショート動画であれば、
投稿の負担も比較的低いため、
毎日投稿し続けるクリエイターも少なくない。
ザイオンス効果と呼ばれる、同じ人やモノに接する回数が多いほど、
その対象に好印象を持つようになる、という心理効果がある。
オールドメディアでたまにしか目にしない、
キラキラした芸能人は憧れの対象にはなるが、
単純に好きになって「応援したい」と思うのは
毎日何かしらのコンテンツを投稿してくれるSNSクリエイターの方だろう。
「毎日顔を合わせる人を好きになる」
という人間のシンプルな心理と、SNSの仕組みは相性抜群だ。
その結果として、
旧来のメディアで「露出」する芸能人よりも、
SNSでアテンションを集めるインフルエンサーやクリエイターの方が、
「好き」になってもらいやすいという現象が起きている。