眠っている間も潜在意識は働き続ける
すぐれたアイデアが次々と浮かんでくる日と、
まったく浮かんでこない日があるのはなぜか?
そんな事は当たり前ではないか、と思うかもしれない。
だが、このシンプルな気づきは、
あなたが生み出すアイデアの量と質を格段に改善することができる。
アイデアが次々と浮かぶ日、
あなたは自分に質問を投げかけ、
問題について考えるきっかけを脳に与えている。
例えば
「会社のホームページにもっと多くの来訪者を呼び込むにはどうすればいいか?
他にどんな商品を作ればいいか?
売上を伸ばすにはどうすべきか?」
といった具合に。
どんなアイデアが必要かわからなければ、
脳は作動せず、潜在意識は働かない。
一日にたとえ15分でもいくつかの課題について考えるだけで、
潜在意識を働かせるきっかけになる。
その結果、ジムで運動し、友人と昼食をとり、
寝ている間に潜在位意識は数百万の組み合わせを処理するから、
やがて「瞬間的なひらめき」という形で多くの新しいアイデアを得ることができる。
自分がどんなアイデアを必要としているかを知り、
毎日脳に課題を与えることが、
アイデアが次々と浮かぶかまったく浮かばないかを分ける。
それはまた、事業で大成功を収めるか経営破綻するかの違いでもある。
睡眠時間はアイデアを生み出すための最も生産的な時間になる可能性がある。
天才的な発明家は突破口を開くアイデアは睡眠中に生まれることを経験的に知っている。
ビジネスを成功に導く創造的なアイデアを必要としているなら、
夜遅くまで机の前に座っていてはいけない。
あなたが問題について意識的に考えていない時に潜在意識は無数の思考を処理するから、
潜在意識が最もよく働くのは寝ている時である。
ベッドに入って、どんな問題を解決する必要があるかを潜在意識に知らせ、
朝になって目が覚めたときに浮かんでくる思考をすべて書きとめよう。