捨てる勇気
仕事で学ばなければならないことを一通り学んだと感じたら、
そろそろ方向転換をし、
新しく学ぶことを見つけ、前に進むタイミングだ。
何かをマスターして満足しないこと。
自分を奮い立たせ、もう一度学ぶ身になろう。
「昨年の自分を恥ずかしいと思わない人は、おそらく学びが足りない」
と作家のアラン・ド・ボトンは記している。
古いネタを捨てれば、
自分の限界を押し上げ、
もっといいネタを思いつける。
古い作品を捨てるということは、
新しい作品のためのスペースを空けるということである。
過去の実績を捨て、
物事をまったく新しい方法でとらえ直す勇気が必要だ。
大事なのは、
本当の意味でやり直すことなどできないということだ。
過去の実績をすべてチャラにはできない。
たとえそうしようとしても、
過去の教訓が次の仕事に必ず入り込むものなのだ。
だから、「やり直す」と考えないこと。
「もう一度始める」と考えよう。
アマチュアになろう。
新しく学ぶ物事を探し、学びたいものが見つかったら、
みんなの前でひたすら学ぼう。
みんながあなたと一緒に学べるように、
進捗をドキュメンタリーにまとめ、共有しよう。
作品を見せ、あなたの待つ人々が現れたら、
よくよく注目しよう。
きっと、あなたに見せるもをたくさん持っているはずだから。